株式会社スワデンタルは新東京歯科技工士学校でからの依頼で、合同就職説明会に参加しました。
この会は来年卒業見込みで就職を控えている歯科技工士科Ⅰ部の2年生(63名)に、歯科技工所が自社の特徴などの情報を提供するものです。
合同就職説明会は毎年この時期に開催され、これをきっかけとして夏頃にかけて学生が企業に見学に訪れ、そこからインターンや採用試験へと繋がっていくという、学生にとっても企業にとっても非常に重要なイベントです。
参加した企業は等しく1社10分間の時間が与えられプレゼンテーションを行います。
これら13社は規模も立地も得意分野も異なると思いますが、学生側からすると同じ時間内で次々発表していくのを一気に聞くので、企業間の差はより浮き彫りになるものと想像します。
さて、業界の巷では歯科技工士の志望者の減少が方々で取り沙汰されていますが、歯科技工所はこれからはいかに若い人材を守り、育てて生かしていくかという手腕が問われています。
しかしこれらの事を実施するためには、企業に時間的にも経済的にも余裕が必要です。そしてこの余裕を生み出すカギは、CAD/CAMの使いこなしにあります。
歯科技工士は歯科医療制度の中で大変重要な資格で、今後AIによる自動化が進んだとしてもその重要性そのものは変わりません。そしてその技工士を長く続けるためには、最初の会社選びが非常に大きな影響があります。
今日お話しした学生さんたちに同じ技工士として「自分に合った働き方」が見つかるよう切に願っています。
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