今日は協和デンタルラボラトリーの木村健二会長と三輪武人社長がスワデンタルにいらっしゃいました。

協和デンタルラボラトリーは業界で言わずと知れた技術と知識の歯科技工所で、日本の「最高峰の歯科技能集団」です。
木村会長はその協和デンタルラボラトリーを立ち上げ、ここまで育てた立志伝中の方であり、三輪社長はその中の最高の技術者です。
方々の講演で度々お話を伺っていましたが、私は直接お会いするのは初めてで、大変光栄です。
協和デンタルラボラトリーはその「匠の技」と並んで歯科技工のデジタル化の取り組みでも広く知られており、CAD/CAMの導入はもちろんオンラインで遠隔の営業所を連結するなど、働く環境面でも極めて進歩的です。
この「歯科技工のデジタル化」こそ歯科技工所が現在の時代の変革期を乗り切るための喫緊の課題ですが、各技工所のデジタル化の取り組みが話題になる中で、度々「スワデンタル」という名前を耳にされていたそうです。
今回の訪問の実現の多くは、大信貿易株式会社の蒲原氏がスワデンタルに関してお話してくれていたおかげであります。

真逆な両技工所
お話しして気付いたのが協和デンタルラボラトリーとスワデンタルが全く真逆な歯科技工所だという事です。
歯科技工所の来歴は両社よく似ています。木村会長は66歳で弊社代表の朝倉が67歳。初めは一軒家で開業からスタートし、だんだんと規模が大きくなっていったところも同じです。(このあたりの詳細は協和デンタルボラトリーのサイトにある30周年記念アニメーションがおすすめです)
ただ目指す方向が異なります。
片や技術を第一としてきた協和デンタルラボラトリーと、片や効率を第一としてきたスワデンタル。
きっと協和デンタルラボラトリーの方々は、自分たちが大事にしているものをまるで持ち合わせていないのに、しゃにむに発展しているスワデンタルが奇異に見えたに違いありません。
面白いのはこの両極端の木村会長と朝倉の発言が一致したことです。朝倉曰く「協和とスワデンタルは全く対極にある会社なので、お互いに得るところがあるはずだ」。
そしてこれと同内容の事をCAD/CAMセンターを案内中に木村会長がおっしゃったので驚きました。まるで紙の表と裏です。
木村会長と三輪社長には是非にと協和デンタルラボラトリーの見学を勧めて頂きました。これはスワデンタルが学ぶことの方がはるかに多いと思いますが、お言葉に甘えて近日中にお邪魔したいと思います。
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