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横浜歯科医療専門学校ー企業説明会


7月7日は横浜歯科医療専門学校の企業説明会に参加してきました。


この催しは本年度に就職活動中の学生に向けて、歯科技工所が企業としての特徴や、働く条件などを説明するもので、この後に企業への見学、そして実際の就職へとつながっていくという、学生さんたちにとっても、我々にとっても、大変重要な説明会です。


説明会の形式は参加した企業14社のブースを、7~9人のグループに分かれた学生が訪れて説明を聞く、というものです。スワデンタルは2014年に初めて参加して以来、毎年呼んでいただいています。


従来は全学生に向けて一度にプレゼンテーションを行う形式でした。現在の形に変わったのはコロナ禍の最中のことです。


学生の密集を避けながら、なんとかこういった説明会の開催を維持しようと尽力されたことが分かり、コロナ対策と授業を並立させていることを加えて、学校のスタッフの皆様には本当に頭が下がる思いです。


しかし一度に説明する学生の数が少なくなったために、個々の学生さんとの距離が縮まって(コロナ的でなく)よりきめ細かい応接が実現したのではないかと思っています。


コロナ対策といえば、横浜歯科医療専門学校を訪れるたびにそれが大変厳重なのに驚かされます。体温測定から手指や体の消毒の設備の充実具合は、私が訪れたことのある、あらゆる施設の中でも最も厳重です。


さて説明会に先立って挨拶された理事長先生の言葉の中に衝撃的な内容がありました。


それは今年4月に技工士養成校に入学した学生は全国で868人で、これは最盛期だった30年前の25%に過ぎない、という事です。


技工所に閉じこもって仕事をしている我々は、日々、追われている臨床にこそ関心があり、技工士を取りまく状況の変化については、どちらかといえば鈍感です。それと比べて技工士の学校はいわば業界の入り口で、時代の変化の影響を受ける度合いは我々の比ではありません。


我々が立っている場所が波打ち際だとすると、技工士養成校は沖合の防波堤といったところでしょうか。


それだけに学校の関係者が持たれている業界に対する危機感はまた別格で、こういった機会にそれに触れるたびにゾクリとしたものを感じます。


状況の変化といえば、学生さんとお話ししていて気付くのは、女性の比率の多さです。昔は圧倒的に男性優位な業種でしたが、先生の伺うとこれは現在の全国的な傾向だそうで、我々企業側も、女性が活躍しやすい職場をどう実現していくかというのが喫緊の課題です。


そしてもう一点気付くのは、説明会に対しての学生さんたちの取り組みのまじめさです。皆、メモを片手に、話しなれていない私の言葉を、真摯に聞いてくれるのが分かります。


これは普段指導されている教員の方々が皆、現役の歯科技工士、という事で、職に対する本気度のようなものが学生さんたちに影響していると想像します。


今日お話しした学生さんたちが、自分に合った職場を見つけられるように切に願っています。


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