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何もしていないのに壊れた・・・

パソコンには不具合や故障というものがつきものです。朝に出社して電源を入れるも起動しなかったり、使用中に突然画面が映らなくなったりと皆さんも経験があることでしょう。私物のものならまだしも(それでもショックですが)仕事用のものなら大変です。今回動かなくなったのは一台はスキャン用でもう一台はデザイン用の一台でした。


画面が映らなくなった原因のパーツ、グラフィックボードGEFORCE RTX 3080。時価13万円。


「三浦さん・・・画面がつきません」


「画面が映りません」、何度も聞いた私の苦手な言葉です。

これで原因がわかればその人はエスパーです。パソコンで画面が映らない故障の原因は無数にあります。


モニター、接続コード、接続端子、マザーボード、SSD、CPUとかね。とりあえず交換しやすい所からやるのがおすすめです。


今回はHDMIコード→モニター→グラフィックボードで映ったのでよかったです。今回壊れたRTX3080は発売から重くて端子が曲がるとか、発熱が高すぎるとかいろいろ言われていて更にクラッシュ問題やオイルブリード問題とか良くも悪くも話題になってたので実際使ってみようと思って購入したんですが、まぁ…壊れました。もう二度と買いませんねもともと技工用にはオーバーだったので大丈夫です。


真ん中に見えているチップ(メモリ)の一つが損傷しているようです。

修理も不可能ではないですが、新たに買った方が早いです。


「三浦さん・・・電源が入りません」


「電源が入りません」、これも私の苦手な言葉です。

電源が入らないは簡単です。電源コードか電源ユニットかマザーボードか電源ボタンのどれかです。今回はPCケースの電源ボタンの断線でした。


これは単純な破損。電源ボタンが壊れています。しかし原因が単純でも全く使えなくなるので深刻な故障と同じです。


最初に出た感想はめんどくさいですね、PCケースの交換は難しくはないんですがめんどくさい。ほぼ全てのパーツを一度外してまた組んで配線しないといけない。今回はどこかの機嫌が悪く、再起動するのに三回組みなおしたので更に大変でした。


対策としては複数台のパソコンで同じソフトウェアを運用するとか替えのパソコンを用意しておくと素早く対応できる。パソコンを購入したメーカーの修理保証は一台運用時は頼らない方がいい。最短でも1日動かないし最長で1か月対応してくれないこともあったのでお勧めしないです。


何事も自身でできるに越したことはありませんね。


執筆:三浦和也

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