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いよいよ口腔内スキャナーが保険導入か。CADCAMインレー修復に対する光学印象法

15日発表の厚生労働省、中央社会保険協議会の医療技術評価分科会の資料中に「CADCAMインレー修復に対する光学印象法」という項目があり、さらに「提案について妥当性が示されている」と記されています。この春の令和6年度診療報酬改定で口腔内スキャナーの扱いについて何らかの変化があるようです。



CADCAMインレーに対する光学印象法

そこで現在のスワデンタルの口腔内スキャナーの利用状況をまとめました。12月は年末の休業分があるので2023年の11月分の統計です。


すでに全体の3分の1が口腔内スキャナー


2023年11月分

2023年11月分は各社合計で1317症例で昨年同月比で26.2%増でした。これはCADCAMセンターの11月の総製作数4056症例(第二CAD/CAMセンター分を含みません。また複数歯の症例があるので実際の製作本数はこれより多くなります)の32.4%となります。


昨年の同時期は1043症例、これは全体の約20%でしたので、口腔内スキャナーの利用がこの1年でも拡大していることが分かります。


昨年の同時期は1043症例

(2023年の各社の動向 ヨシダのYコネクトがメディットリンクに統合されました。そして相変わらずデンツプライシロナが次点に対して2倍以上の圧倒的首位です。しかし次点のアラインテクノロジーのアイテロも昨年に対して2倍近く利用が増えています。歯科用CADの老舗、スリーシェイプはどうしたことか後退しています)


このように今現在においても、スワデンタルではすでにCAD/CAM関補綴物の3分の1が口腔内スキャナーを利用して製作されています。これで条件付きでも口腔内スキャナーが保険導入されれば利用比率はさらに増加することは間違いなく、我々も対応に迫られることになりそうです。

実際の適用範囲や適用機種、点数などの追加情報が待たれます。


また同資料中で歯科技工所に関連がありそうな項目を見てみると、「接着カンチレバー装置」「大臼歯CAD/CAM冠(エンドクラウン)」が対応する優先度の高い技術に選ばれています。

また「今回改定で対応を行わない技術」中にも「チタンおよびチタン合金のブリッジ補綴」、「CAD/CAM法による臼歯部チタンクラウン」「チタンクラスプ」「チタンバー」「3Dプリンティングデンチャー」「金属アレルギー患者への前歯部ジルコニアブリッジ」「CAD/CAM冠の連結冠」等、近い将来、再び議論の対象となれば我々の仕事を大きく変える可能性のあるものが含まれています。

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